2022年11月15日(火) 令和4年度の狩猟解禁です。

※この記事は狩猟後の動物の画像があります。苦手な方はブラウザバックしてください。

 今年の狩猟の門が開きました。といっても1日から二ホンジカとイノシシの狩猟が解禁となっていることから、第二の解禁日とでも言いましょうか。

 一般狩猟解禁前夜、例年なら解禁前夜はなかなか眠りに就くことができず、浅い眠りのまま解禁日の朝を迎えるのが常だったのですが、今年からカモ猟の解禁日が変更されたからか今までのような高揚感が不思議となく、自然体?平常心?とても穏やか?な心境で朝を迎えたのでした。
恐らくは解禁日の変更によって興奮のスウィッチがずれたのではないでしょうか。(笑)

 集合場所へ向かう車のハンドル操作もいたって穏やかです。
でも、集合場所にはすでにメンバー5人が到着していて、思うに解禁日を前に興奮やまず「今や遅し。」とばかりに早い時間に到着していたのではないのでしょうか。

 さて、迎えた解禁一発目の狩場はというと、やはり例年、実績のある溜池しかないでしょう。
残るこの日の参加メンバーも揃い、いよいよ一発目の溜池に向けて出発です。
到着とともに溜池の水面にカモの姿を確認。
無線を通じて全員の配置を確認しいよいよ猟の開始です。
合図の銃声と爆竹の音が響き渡ります
いつもよりカモの数が少ないせいか、いくらかの時間経過の後ようやく上空にカモの群れが現れました。
カモを確認した隣のメンバーが即座に銃を構え射撃体勢に入ります。
射程範囲に入るやいなや銃声が響きます
その銃声に驚いた群れが飛行する方向を変えますが、それを逃すことなく他のメンバーの銃声も次々響き渡ります。

 なんとか数羽を授かりましたが解禁一発目としては少ない猟果に納得できません
そそくさと次なる溜池に向けて場所移動です。
がしかし、次の溜池ではなんともしょぼい1羽の猟果。
こうなるとのんびりしているわけにはいきません。
焦る気持ちが益々強くなり、短時間での移動を繰り返します。
転々としながら1羽、また1羽・・・。
大猟はないもののそれでも終わってみれば、メンバーみんなが漏れなくお持ち帰りできるカモくんを授かることができたのでした。
無事に初猟を終えたことに感謝しつつ帰宅の途につきました。

お疲れさまでした

 授かったカモくんは帰宅後しっかりと処理して冷蔵庫に保存します。
そして翌日、粗方血抜きを終えたカモくんを捌いてしっかりと真空パックして冷凍庫へ納めます。

20221115①
初モノ、マガモを授かりました。
この日の相棒は「ニュー・オレゴンスペシャル
20221115②
見事にメタボ化?したマガモくんです。
20221115③
ズシリとした重量感のカルガモくんに思わずにんまり。
20221115④
上下二連が火を噴いた・・・。ナイス!
20221115⑤
マガモの脂は白色で、カルガモの脂は黄色という人もいますが、さて、どっちがどっちでしょうか?
20221115⑥
久しぶりに「アルティメット・ハンター
ブレードサイズはNO.3です。これがなかなかにいいのです。
20221115⑦
さすがは“キタノエッジ”なんの抵抗もなくエッジがお肉に滑り込みます。
20221115⑧
ZDP‐189クラッド鋼の真骨頂ですね。
繊細な鎖骨部分の処理もノープロブレム!
20221115⑨
あっという間の1枚捌きです。
1羽目をちゃちゃっと捌いて、2羽目もささっと捌いて、まったくいい仕事してますわ。
20221115⑩
ハイ!こんな感じです。なんてネ(笑)
20221115⑪
広げた狩猟地図に「アルティメット・ハンター」と散弾シェルを並べて・・・。
いい雰囲気ですねぇ。


 思えば今年のシーズンで28猟期目を迎えます。
初年度は2羽しか獲れなかった“なんちゃって狩人”も、今では流石にそれなりに獲れる様にはなりました。
でも、決して獲れているのではなく、あくまでも“授かっているだけなのだと猟期を重ねるごとに痛感させられます。

 いくら上手くやったつもりでも、よくよく考えてみれば技術的なものというよりも、何とも得体の知れない運のめぐり合わせというものを感じてしまいます。

 もっともこの感覚は狩猟に限ったものではなく、釣りに於いても同様の感覚なのです。
ただ単に、撃った、当たった!釣った、釣れた!だけではないのと思うのです。

 すべてに感謝をもって、これからも楽しみたいものです。

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