2023年11月15日(水) 待ってました “カモ猟”は~じま~るよ~

※この記事には狩猟した動物の画像があります。苦手な方はブラウザーバックしてください。

11月1日、二ホンジカとイノシシ猟が解禁、15日に一般狩猟が解禁となりました。
狩猟解禁と言えば、こちら津軽地方ではなにを差し置いても“カモ猟”です。
(例年11月1日にカモ猟解禁とされてきた北東北三県ですが、昨年からは他県と同じくする15日に変更されました。)

狩猟期間の幕開けはカモくんでなければなりません。

ただ、今年は過去に例をみないほどの熊害事案が発生し人身事故も多発しているので、携帯する装弾もカモ用の弾の他に大物用のスラッグ弾(一発弾)は必携です。
銃を手にしているとはいえクマさんは別ものですから。

 さて、迎えたカモ猟初日、はやる気持ちむき出しの兵(つわもの)メンバーが日の出時間にはまだかなり早い午前5時半(日の出タイム6時23分)に集合します。
毎年のことながら気合が違います。
解禁日は狩猟人にとって大事なお祭りの日なんです。

 本日の口火を切る狩場(溜池)は、やはり毎年実績のある溜池です。
勝手知ったる溜池なのでメンバーそれぞれ配置に迷いはありません。
追い出し役と配置確認の無線連絡をとりながら号砲一発!一斉に慌ただしくなる水面
飛沫を上げて飛び交うカモくんの群れを見上げると、その多くはコガモばかり。
狙いのマガモ、カルガモの姿を追って上空四方に目を配ります。

ようやく本命の姿を確認、荒ぶる魂?を抑えつつ先頭のカモくんに銃口を合わせます
“ポンッ”引き金を引く指に躊躇はありません。

カモくんの落下位置を目視確認し次の飛来に備えます。


 隣で銃を構えるメンバーを見ると、すでに1羽をゲットしたようです。
他のメンバーのいる方向からも絶えず銃声が響いてきます。
その銃声に追われた別の群れが飛行コースを変えてこちらに向かって来ました。
先頭を飛ぶカモくんの鼻先に銃口を合わせつつスウイングさせながら“ポンッ”幸先良くここの池で2羽を授かることができました。

ラッキーなスタートです。


 その後、溜池と川を交互に巡りながら、あっという間に初日の終了時間となりました。
猟果はというと、参加メンバー全員にカモくんを授かることができたこと、そして何より事故等なく初日を終えることができました。
好天に恵まれ獲物にも恵まれた初日


次は空気銃を手に“ソロハン”(単独猟)で狩場を廻ってみようかな。

さてさて、今シーズンはどんな狩猟の展開となることやら。
狩猟の門は開いたばかり、ワクワクが止まりません。(笑)

20231115①

ニューフェイス登場!
サビナイフ11(イレブン)・SURF(サーフ)

近日発売!(予定)お楽しみに。
20231115②

幸先良く立派な初物を授かりました。
お天気も良く気分は上々なり。
20231115③

見事に一発で決めました。
余裕のある笑顔がなんとも頼もしい。
20231115④

水面に浮かんだのをようやく回収しました。
遅ればせながら“ハイィ”
20231115⑤

趣のある雰囲気を醸し出してくれてますね。
鋭いポイントで頸動脈を切って放血しています。

ハンターの皆さんにも超お勧めのナイフです。
特にバードハンターの方には是非・是非です。
20231115⑥

一晩おいてお肉を落ち着かせてから捌きにかかります。
小型から中型程度のお魚さんの〆や血抜きをイメージしたブレードデザインですが・・・

発見しました!

これは“トラウトバード”です!あくまで個人の感想ですが(笑)
20231115⑦

まずは胸骨部分から。
20231115⑧

オッ~!このエッジの切れ味はどうだ。
滑り込むような食い込みは驚きです。
20231115⑨

V字形の鎖骨処理も文句なし。
脂の乗った皮の切り口部分をご覧ください。

角が立ってます。

お刺身ではありませんが(笑)
20231115⑩

肩の関節部分です。
シャープなポイントで筋を切断し関節を外します。
このとき、セレーションを使うのもアリですヨ。
20231115⑪

モモの関節部分です。
肩部分同様に関節を外します。
20231115⑫

上腕骨を外します。
骨に沿ってお肉を削ぎ落します。
20231115⑬

僕流の捌きはやはり“一枚捌き”です。

ブレード、エッジのパフォーマンスはこの捌きで顕著に表れますから。
20231115⑭

ハイ、捌き完了!
真空パックにて御座候なり(笑)

 今回登場のニューフェイスは、お魚さんの〆やエラを切っての放血をメインとしたブレードデザインで、言うなればアングラーモデルです。

本来であればフィッシングシーンでその素晴らしさをご紹介するべきところではありますが、残念ながら今年は釣りに行けないままシーズンを終えたことから、フィッシングシーンでのお披露目は来シーズンまでお待ちいただくこととなってしまいました。

でも、だからといって来年まで冬眠?させておくのは折角登場した“SURF”に申し訳ないので、まずは狩猟で試してみようかな?と考えた次第。

 そのスリムなスタイルは、ティーピー“ニンフ”の雰囲気を漂わせ、それでいてセレーションからくるタフネスさも併せ持っているような何とも魅力的なオーラを感じさせるではありませんか。

滑らかにカーブしたセレーションは切るべきものを“逃がさへんで~”とでも言わんばかり。

ポイントはナイフ全体の中心ラインを正確に貫いていて、突き刺しにブレを生じさせない設計、これは脳〆を意識しているものと感じました。

 スパイン側の湾曲形態も、指のアタリがとてもやさしく長い時間使用していても指に苦痛を感じることはありません。ハンドルも細身ながらしっかりとしたグリップ感があって、どの角度で握っても変な滑り感はまったくありません。

 ケースに収めた際のロック感もしっかりとして、抜けの心配はありません。
船釣り、磯釣り、防波堤釣りの他、渓流釣りなどどのような釣りでも対応可能、狩猟、キャンプなどまさに千両役者(笑)底知れぬポテンシャルを秘めたナイフです。

何とも楽し気なナイフが登場したものだ。


NYAIFE KITCHEN ブルーブレード 三徳包丁 ネコver
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