こんにちは、機械技術部の今井です。

長良川で釣りを始めて、今年で4年目になりました。
同じくこなしてきた渓流釣りの経験もあり、なんとなくネイティブトラウトの要領がつかめてきた気がします。

そろそろ「釣れない師」を脱しても良いかもしれません(シーバスは除く)。

今年も長良川中央漁協さんと郡上漁協さんの年券を購入し、いざ参りましょう。
釣行レポート その4①
さて、今年のサツキマスはどうでしょうか…?
周りの釣り人に聞くと、「今年は少し遅いね」という反応が多く返ってきます。

確かに、ゴールデンウィークあたりからSNSをチェックしてきましたが、釣果報告は少なめな印象です。

まだシーズン序盤ですが、長良川本流での私の釣果は只今、

・4月27日 アマゴ28cm 午前 淵でスプーンのリフト&フォール

・4月30日 アマゴ26cm 早朝 瀬でフローティングミノーのドリフト

・5月3日  アマゴ26cm 午前 瀬でスプーンのリトリーブ&ターン

・5月11日 アマゴ25cm 早朝 瀬でシンキングミノーのトゥイッチ&ターン
       サツキマス36cm 午前 瀬から開きでシンキングミノーのリトリーブ
       サツキマス31cm 午前 岩の下流でシンキングミノーのトゥイッチ

・5月12日 ニゴイ推定45cm(ん?) 午前 開きでディープダイバーのジャーク&ポーズ

・その他、チェイスやミスバイト、バラシ少々

 釣れたアマゴの中には、成魚放流されたものが混ざっていました。
鼻のアタマやヒレに治りかけの傷があるため、だいたい見分けられます。
1匹を持ち帰って調理しましたが、身の色が赤く、人工飼料と思われる影響がみられました。
釣行レポート その4②
 長良川は毎日多くの釣り人が入れ替わり立ち替わりしており、スレていない魚に逢うということは簡単ではありません。

ここまでの釣果は私にしては上々ですが、
そのうちのいくつかは先行者と違うルアーを投げたことや、ピンスポットを狙ってキャストしたことが奏功したものでした。

また、渇水時に沢山歩き回って地形把握に努めたことも、去年より成長したポイントです。

ルアー選びに関しては引き出しが多い方が良いでしょうが、気づけばケースを3箱も持ち歩くようになっていました。
安心感はありますが、重たくて良くないなぁと思って悩みます。
釣行レポート その4③
ルアーは何かに特化したものもあれば、バランスが良く汎用性の高いものもあります。
いつも見た目の好みで選びがちですが、本当は明確にシーンを想像しながら選ぶべきなのでしょう。

サツキマス釣りを始めたばかりの頃は、どこでもシンキングミノー一辺倒でしたが、最近はフローティングミノーも積極的に使うようになってきました。

 飛距離では劣るものの、軽量なためアクションのキレが良く、じっくり見せて誘いたい場面で重宝しています。

適宜サスペンドチューンするなどして、特にミディアム、ディープダイバーは大場所での使用頻度が高くなっています。

しかし魚のチェイスが見えたとき、どうするのが正解なのでしょう?
ただぼんやり後ろを追ってきた魚は、なかなか食わせるまでに至りません。

心臓に悪いだけです笑。

そんな私にも、やっと機会が巡ってきました。
今年1本目のサツキマスは、釣り下りながらポイントに入ってすぐでした。
全身を使ってローリングし、ビッタンビッタンと大暴れ。

丁寧にネットインして釣果を確定させましたが、直後にネットの中でフックが外れました。
釣行レポート その4④
アマゴやサツキマスはベリーフックがアタマの外側に掛かっていることが多く、フッキングが甘いと魚が暴れた瞬間に簡単にフックアウトしてしまいます。

私もこれまでに何度も悔しい思いをしてきました。今回も危なかった…。

大切な一瞬を逃さないために、管釣り用のシングルバーブレス&ダブルリング仕様を検討中です。

この魚は鳥のクチバシで挟まれたようながありました。

キレイな魚体とはいえませんでしたが、記念すべき魚であることに変わりはありません。

ホント嬉しい。
釣行レポート その4⑤
 車で別のポイントへ移動し、2本目を追加しました。
サイズからしてモドリと呼ばれるものですが、姿は美しいサツキマスそのものでした。


 この魚は、水面から出た岩の奥めがけてピッチングでショートキャストし、ルアーを流しながらトゥイッチで誘ったタイミングできました。
途中で口にかかったフックが外れ、テールフック1本のスレ掛かり状態でネットイン。

ヒヤヒヤしましたが、狙って獲れた実感のある魚です。

 サツキマスは貴重な魚なので、キャッチ&リリースされる方も多いと思います。

しかしとても美味しい魚ですし、掛かり所が悪くてリリースできないこともあると思います。

私は本流釣行の際、サビナイフ2を携帯しています。

サビナイフシリーズの中でも切っ先の鋭さ頑丈さが良い具合に同居しており、特に信頼できるナイフです。

 おすすめポイントは切っ先角度です。
サビナイフ1より身幅が狭く、背の部分にも加工を施してあるため、より鋭さが増しています。
狭い隙間にも入り込み、きっちりと仕事をこなしてくれます。

脳天締めをするならシャークレーが最適ですが、サツキマスを持ち帰る時には見た目に残る傷はつけたくないものです。

エラブタの内側へ刃を滑り込ませ、スムーズに処理を済ませられるのが、サビナイフ2の良い点です。

 刃がつぶれてきたら、たぶん皆さんお持ちのフックシャープナーで軽くタッチアップすれば、簡単に切れ味がよみがえります。
現場で大きな砥石を使って砥ぐのは現実的ではありませんので、代わりにぜひフックシャープナーを試してみてください(個人的に、オーナーばりさんのモノがお気に入りです)。

 最後に余談ですが、数年前から長良川を対象に、京都大学の佐藤准教授によるサツキマス調査がおこなわれています。
釣具店に張り紙があるため、ご存じの方もいるのではないでしょうか。

私も昨シーズン終盤にサンプリングキットを入手しておりましたので、今年から参加してみようと思います。
釣行レポート その4⑥
岐阜県民にとって身近な長良川。
自然環境の保護と私たちの生活の発展のために、少しでも力になれればと思います。

2024年のサツキマスシーズンはまだ始まったばかりです。
総括はまたいずれ、明日からもしつこく長良川へ通い続けるとしましょうか。


追記!
 かねてより開発中の、三徳型アウトドアナイフ「5.7inch プレーリー」が、もうすぐマクアケにて正式発表になります!

トマトのスライスから薪割りまで快適にこなせる、タフなナイフです。
釣行レポート その4⑦
 準備ができ次第、広報担当が弊社公式X(旧Twitter)にて告知しますので、そちらもチェックをお願いします!

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