2024.12.7(土)岩手県釜石市
※この記事には狩猟した動物や解体の様子を写した画像があります。
苦手な方はブラウザバックしてください。
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「大型獣捕獲講習会」狩猟体験(巻き狩り)
参加者14名 釜石猟友会4名 県庁職員2名 企画会社2名
場所は、昨年と同じ山。
ただ、巻き狩りの配置は昨年とは少し違う配置でした。
撃ち手は、峰を挟んで10名(5名ずつの配置)で、配置ポイントまでは
昨年同様に急峻な斜面を登るコースの為、たどり着くまでに1時間を要しました。
昨年同様に急峻な斜面を登るコースの為、たどり着くまでに1時間を要しました。
釜石猟友会の会長さんが、上はシカがいっぱい通るからと私を峰に付かせようと気を使ってくれますが、峰付近はシカの走りが早く撃てる射撃範囲も少ないので
峰を走り去るシカを追い立てて下方に配置するメンバーに撃たせるのも手だなと考えます。
峰を走り去るシカを追い立てて下方に配置するメンバーに撃たせるのも手だなと考えます。
ライフルの僕が無理して撃たななくても、メンバーの誰かが獲ってくれるだけで巻き狩りは成功です。
と、このときは考えていました。
と、このときは考えていました。
待つこと暫し・・・。
遠くから勢子₍せこ₎の合図の銃声が響きます。するとどうでしょう
撃てない峰を7頭ほどのシカが小走りに通り過ぎていきます。
遠くから勢子₍せこ₎の合図の銃声が響きます。するとどうでしょう
撃てない峰を7頭ほどのシカが小走りに通り過ぎていきます。
僕から少し離れた場所で巻き狩りの様子を見ていた県の職員の方が
僕に指さして教えてくれますが、峰に居るシカは撃てないからと身振り手振りで答えます。
今度は別のシカ6頭が向かい側の峰から姿を現しました。
斜めに下方に向かったシカを見て、下手に居るメンバーの出番だなと思って成り行きに期待します。
間もなく銃声が響きました。
上手くいったかな?と考えていると、僕の真上の峰から1頭のシカが現れました。
じっとしている県の職員2名に気づかず真正面からシカが向かって来ます。
直前でようやく人間の存在に気付いたシカが急角度で向きを変え
斜め下方の向かいの峰に進路を変えます。
そのままのスピードですぐに向かいの峰を越していくものと判断して
銃に弾を装填することなく弾を手にしたまま見ていると
その瞬間シカがいきなりストップしたではありませんか。
銃を持っていない県職員に対して殺気を感じなかったのか。
それで、様子をみようとしたのか?
理由は分かりませんが立ち止まったのです。
その位置は峰まで距離があって山の斜面をしっかり背負っています。
つまり、バックストップ(獲物から弾が外れたり、貫通しても地面にめり込むので安全)
は十分ということ。瞬間に位置関係が頭を駆けめぐります。
手にした弾1発を急いで銃に装てん、スコープにシカを捉えます。
レティクル(十字)を首に合わせつつ、バックストップ大丈夫と自分にもう一度言い聞かせ
「発砲!」
レティクル(十字)を首に合わせつつ、バックストップ大丈夫と自分にもう一度言い聞かせ
「発砲!」
ガクンッと崩れ落ちたシカが急斜面を滑り落ちていきます。
授かりました。
一撃必殺のネックショットです。
厳しい斜面で大声を出しながらシカを追い立ててくれた勢子の人たちにも喜んでもらえます。
撃ち手としても一安心です。
授かりました。
一撃必殺のネックショットです。
厳しい斜面で大声を出しながらシカを追い立ててくれた勢子の人たちにも喜んでもらえます。
撃ち手としても一安心です。
その後もシカは現れるものの、いずれも峰を通るばかりで撃つことは叶いません。
シルエットのシカを撃つわけにはいきません。
撃っていいのは山を背負っているシカだけです。
峰の反対側からも銃声が響きます。どうやらこちら側よりもシカの数が多いようです。
終わってみると、授かったのは反対側の3頭とこちらの1頭の計4頭、上出来です。
それから授かったシカを車まで時間をかけて運び出します。
猟は全てが肉体労働です(笑)
猟は全てが肉体労働です(笑)
ちょっと若いシカさんでした。
この日は内臓を抜いてから、一晩川で冷やします。
解体は翌日になります。
解体は翌日になります。
今回持参したナイフは
存分に使っていただきました。
みなさん持参のナイフを脇に置いたまま、思い思いに手にしてみて
あ~使いやすい。凄く切れる。自分のと違う。持ちやすい。サイズがいい。
それぞれに手ごたえを感じられたようでした。
自分のナイフとは違うなあ・・・とか。
スキニングに苦戦中(笑)
なかなか手こずっています。
エッジの入りが浅かったり深かったり・・・。
スキニングに苦戦中(笑)
なかなか手こずっています。
エッジの入りが浅かったり深かったり・・・。
こちらはプロトタイプのワイルドハンターです。
お隣のナイフとは一味違います。
苦労した解体を終え、事前に準備したイノシシのお肉と
今回のシカさんのレバーを炭火焼にしてメンバーで堪能します。
ハツも美味しかったですね~。
寒かったのと解体作業の疲れで、一層お肉が胃袋を刺激します。
ファイヤー!
今回のシカさんのレバーを炭火焼にしてメンバーで堪能します。
ハツも美味しかったですね~。
寒かったのと解体作業の疲れで、一層お肉が胃袋を刺激します。
ファイヤー!
帰宅後、参加者で分け合ったお肉を保存用に処理します。
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