2025年5月12日(月) 待ってました!「桜マダイ」しか~し・・・

 今年もマダイ釣りのシーズンがやってきました 
ゴールデンウィーク前から釣れはじめていたマダイですが
釣況は今年も大変厳しい様相を呈しているようです。


玄武丸の愉快な仲間からは、期待できないけど行こうか?との冷めた(笑)お誘いを受け
多少時期遅れでありますが出漁と相成りました。

 早朝4時、オヤジ軍団4名を乗せた我らが「玄武丸」の出港です。

魚群探知機マダイの反応を探りますが
今年のマダイはボトム(底)にへばり付いているようで、明確な反応が見られません。
微かな反応を頼りに釣り開始です。


僕はいつも通りのロッド操作ですが、すでに何度も出漁している他のメンバーは
重量のあるリグでひたすらにボトム狙いを繰り返しています。
ボトムを叩いて誘いを仕掛けるアクションが効率良さそうです。
でも僕は拘って中層に居るであろうマダイに期待して
カウントダウンとリーリングを繰り返します。

 周りを見ると数多くのマダイ狙いの釣り船が集結しています。
ポイント的にターゲット(マダイ)は周辺に間違いなく居る筈です。
自分に言い聞かせるようにキャストを繰り返しますが
これがなかなかに厳しくてマダイからの返事がありません。

ボトムから次々に釣り上げるメンバー達を尻目に時間だけが経過します。

でも、海中から姿を見せるのは本命のマダイではなく他の魚種ばかり…
そんな中、我が良き友の玄武丸船長のロッドがいきなり撓ります。

おっ、その引きは間違いのないマダイの引きではあ~りませんか。
この日のマダイ3枚の中でのトップサイズです。流石ですわ。
こうなると焦らないではいられません。さらに気合を入れます。

 すると、、、とうとう来ました。ようやくの手応えです。でも、引きが弱い・・・。
さほどの抵抗もなく顔を見せたのは何とも可愛いサイズ良く言えば謙虚なサイズ(笑)

 次こそはサイズアップをとキャストを繰り返しますが、手にしたマダイはこの1枚のみ。
まあ何とかボウズ逃れのマダイは授かりました。
それでも本命以外にはクロソイやワラサなども授かることができたので
初回としてはまずまずといった結果でした。

 そしてこの日の超大物80センチオーバーヒラメ2枚。これはデカかった。
それも一人で80オーバー2枚の他50センチクラスを2枚には他のメンバー揃って脱帽でした。
20250512①
ようやくヒットのチビマダイ(笑)
苦笑いしかありませんね。なんじゃあこりゃ。
20250512②
我が良き友の船長の雄姿。
ほれ、どうだ?と言わんばかりの良型マダイ
それにしても大きいリグです。
20250512③
そしてデカビラメの登場です。
拳が入るほどの口の大きさ、釣った本人も二度見のサイズです。なんとまあ。
20250512④
船長のロッドが撓った!
しか~し、顔を見せたのは期待外れのアブラザメなのでした。(涙)
20250512⑤
本日の釣果の一部です。
マダイヒラメクロソイワラサカレイ、イシナギ他
20250512⑥
それではデカビラメを捌きます。
ペティナイフではありませんよ。サーバルキャット(牛刀)ですよ~(笑)
牛刀が可愛く見えてしまいます。
わが家のシンク幅95センチ、シンクが狭く感じられるサイズなのです。
20250512⑦
お口がデカく、歯も鋭いヒラメ
ある地方ではそのお口からヒラメのことを「手っ喰い」と呼ぶそうです。

20250512⑧
5枚卸しにします。
豪華な姿造りにしたいので頭は外しません。身の厚さがハンパなし。
皮の硬さもありますが、サーバルキャットにかかればノープロブレム!
20250512⑨
“えんがわ”も大きいです。
身もとても綺麗です。
20250512⑩
身の厚さ、身幅、身の長さ。
久しぶりの大物捌きを楽しみます。

20250512⑩
ようやく半身を卸しました。
くどいようですがペティナイフではないですよ。
20250512⑪
5枚卸し完了!
以前、84センチのヒラメを授かったときは、現在のような優れた包丁がなかった為
ナガサで捌いたことが思い出されます。
20250512⑬
皮を引いて、えんがわを分けてサクにしました。
姿造りには「望泉作・刺身包丁」にてお刺身に仕上げます。きっといい仕事をしてくれる筈です。

さて、次回こそはデカマダイをゲットするぞ!

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