この記事は旧サイトで公開された記事の再掲載です。


2009年10月24日(土) 小物ばかり 「飛鷹にて


この日は凪も良く、コンディションはまずまず。メンバーは大漁を予感して誰もがニコニコ顔でタックルの準備を早々に整えて意気揚々といったところ。
 
今回は、マダイ初挑戦者がいるので何とか釣らせたい。使用する仕掛け(リグ)の準備も万端、あとは釣るだけである。
 使用するリグは、使い慣れしているものと、今回新たに使用する「一つテンヤ」というものである。ただし、こちらの地域では市販品がなかなか見つけられないため、自作したものである。

わたくし、大概のものであれば自作してしまうのです。この「一つテンヤ」は、8月と10月にわれらが釣り船「飛鷹」に、なんとあの有名なプロアングラーの田辺哲男氏が乗り込み、マダイを多数釣上げたというもので、その際の様子は、雑誌「釣り東北」に掲載され、また、テレビ東京で放送の「釣りロマンを求めて」で放映されるなどしているものです。飛鷹も全国的になってきました。
 
制作は、大して手間もかからずに比較的短時間で済みます。材料を準備して当日自分以外のメンバーにもテストしてもらうために10個ほどを準備しました。 急ごしらえのために塗装なしでしたが、数はそこそこ釣ることができました。ただ、メンバーは普段のリグと違ってマダイのアタリをなかなかとることができないみたいで苦戦模様です。 

それでも自分としては、9枚ゲットのうち6枚を自作テンヤで釣ることができたのでテスト結果には十分手応えを感じました。次の釣行に向け、塗装するなどして、完成したものでまた釣りたいと思います。「一つテンヤ」来年はブレークしそうな予感がします。
 
全体の結果(釣果)としては、マダイ55枚、フクラゲ(ブリの超小型)2匹、他にはウマズラハギとホウボウ、サメなどでした。 確かに数は上げたのですが、サイズが・・・。地元では、結婚式の披露宴などの料理に小鯛の焼き物がお膳に並びます。その小ささゆえに「祝言ダイ」と呼びます。
 
今回釣れたサイズがまさに「祝言ダイ」のオンパレードで、釣れれば一応ニコッとするものの、豪快な引きを味わえない物足らなさが残る釣行となった。 次回に期待を残し、終了とした。