この記事は旧サイトで公開された記事の再掲載です。
2012年2月15日(水曜日) 心残りな“ラストデー"
※この記事にはウサギの解体画像があります。苦手な方はブラウザーバックしてください。
2012年2月15日(水曜日) 心残りな“ラストデー"
※この記事にはウサギの解体画像があります。苦手な方はブラウザーバックしてください。
いよいよ猟期の最終日です。前日は1羽のウサギの走り去る姿を眺めただけで授かることはありませんでした。ラストデーとなる今日は4人のメンバーで楽しみたいと思います。
スノーモービル2台でもって、前日、目星を付けておいた狩り場に移動します。手始めに、ある程度流しながらウサギの姿を探しますが、矢張りなかなか現れてくれません。それもその筈、今日は昨日とは打って変わって酷い空模様です。夜半から降り始めた強い雨が、早朝には雪に変わり次第に吹雪となってしまいました。
しかしながら、最終日の今日はどのような天候になろうとも一歩も引くことはできません。流しでの出合いを諦め、巻きをすべく移動の途中にウサギを発見!すぐさまウサギの逃走?方向の狩り場を巻くことにします。周囲を見て回り、狙う狩り場からウサギが抜けていないのを確認します。勢子2人。撃ち手は班長と私です。あまり広くはない雑木を勢子が威勢の良い掛け声をあげながら追い立ててきます。ようやく狙いどおりに1羽を授かりましたが、もう1羽がとなりの杉林に逃げ込んだとのこと。どうやら2羽のウサギが居たようです。
休む間もなく、直ちにその杉林を巻きましたが、残念ながらウサギはその杉林に留まることなく抜けてしまったようです。その後も、大小様々、急峻な狩り場を丹念に攻めましたがウサギを見ることはありませんでした。朝方の足跡さえも、この吹雪ですでに消えかかっています。さらには、気温もぐんぐん下がってきていて、体を動かしていないと直ぐに寒さが突き刺さってきます。簡単に手早く昼食を摂って、すぐに午後の部に突入です。
広範囲に渡って急峻な普段は攻めないような沢場も巻いてみますがやはり出ません。いったいウサギはどこにいるんだ?メンバーから愚痴が出始めたころ班長から終了の合図。そうです、今期の終猟の合図です。ここ数年にないくらい歩きに歩いた一日が終りました。今期は異常なまでの大雪に見舞われて、殆ど休業みたいな状態で猟期を過ごしました。「まっ、こんな猟期もあるわな・・・。」班長の口からぼそっと一言。
無理をしても授からないものは授からないのです。自然相手なのですから・・・。

やっと授かったウサギにほっとした表情の班長でした。


やっと授かったウサギにほっとした表情の班長でした。

貴重な1羽です。
後方では、逃げたもう1羽のウサギの足跡を班長が見つけていました。
次の巻きの前に素早く撮影します。


次期シーズン楽しみな、Y君です。
初めての山入り経験に少々興奮しています。結構いい勢子ぶりでしたよ(笑)


「円空刀」
ブレードはSLD鋼のクラドです。
"クラド"とは炭素鋼の両面をステンレス鋼で挟み込む製造法のこと。日本古来の鍛造を彷彿とさせる造りとなっています。「円空刀」改め「円空狩猟刀」なんてね。


「ハイパワーエッジ」
今期の山入りでは、行く手を遮る倒木を相手に大活躍してくれました。
その破壊力、半端なし!
強靭。強刃。そして、魔刃!


そして、先日発売された「ワイルド・ハンター」
その実力は、昨シーズンすでにテスト済み!ハンティングブレードの魅力を実感してみてください。
※これは解体写真ですので心臓の弱い方や女性の方は気を付けてください。

「円空刀」で解体します。まずは"皮剥ぎ"からです。その切れ味は見事である。

※これは解体写真ですので心臓の弱い方や女性の方は気を付けてください。

「円空刀」で解体します。まずは"皮剥ぎ"からです。その切れ味は見事である。

皮を剥ぎ、腹を割る。胸骨もまったく抵抗なく切断することができる。
狩猟をやらない方には少々ショッキングであると思うが、命をいただく神聖な行為であると思っている。そして、自分の手で行うことに意味があるのだ。


「円空刀」で関節を外す。
関節の間にエッジを入れて、筋を切断する。こじる様な事をする必要はまったくない。
いくら、頑丈なエッジとはいっても、敢えてエッジにプレッシャーをかけることはないと思います。ましてや叩き斬るようなことも・・・。

足(腿)を関節から外す。まったく抵抗なく、無駄もなくエッジがスムーズに入る。そして腿が切り離される。

「風林火山」で捌く。こちらもまた、切れ味すこぶる良し。ダマスカスブレードは「円空刀」の鍛造イメージと同じく大変に趣あるブレードの魅力を感じさせてくれます。


足(腿)を関節から外す。まったく抵抗なく、無駄もなくエッジがスムーズに入る。そして腿が切り離される。

「風林火山」で捌く。こちらもまた、切れ味すこぶる良し。ダマスカスブレードは「円空刀」の鍛造イメージと同じく大変に趣あるブレードの魅力を感じさせてくれます。

もちろん「ワイルド・ハンター」でも捌きます。H-1ブレード結構ですね~。
ハンドルカラーは、ハンターブラックとハンターオレンジがあります。お好みのカラーで是非どうぞ!
本日、捌きに活躍のナイフたち・・・。
「円空刀」
「ワイルド・ハンター」
「風林火山」
錆びにくさ重視の包丁はこちら
切れ味と軽さ重視の包丁はこちら
切れ味と刃持ちの良さ(長期間研がなくても切れ味維持)重視の包丁はこちら
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