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2012年2月26日(日) ますます充実。ウィッキーシリーズ!

 今期の狩猟期間も終わり、今週はのんびりとワカサギ釣りにでも行こうかな~と思っていたのですが、自宅の屋根の雪降ろしが待っていました。(涙)泣く泣く週末の二日間をまるまる雪片付けに費やしました。これだけ肉体労働したのですから、せめて美味いものを食べたい。ということで、「鶏の炊き込みご飯」を作ることにします。

鶏の捌きには「ウィッキー」シリーズH-1鋼のプロトタイプを試してみようと思います。これがまた楽しみなのです。このようにブレードの機能をみるときは、矢張り"丸鶏"にかぎります。様々なブレードの使い方ができるため、ナイフの癖や使い勝手を明確に掴むことができますから・・・。手ごろなお値段で"丸鶏"が手に入るお店まで少しばかり足を延ばして仕入れに向かいます。

冷蔵庫を覗くと、きれいな"丸鶏"が3個並んでいます。他のナイフのテストにも使おうと考えて全部お買い上げします。それではウィッキー・プロトタイプのお手並み拝見といきますか・・・(笑)。ATS-34のチヌとT&Bは、以前、ウサギを捌いて紹介してましたね。

20120226①

ますます充実の「ウィッキー」シリーズ。ブレード材は、ATS-34とH-1の2種類です。

上2本-->プロトH-1ブレード(キャンパーとフィレ)

真ん中-->H-1・チヌ ラバーハンドル

下2本-->ATS―34モデル(スタッグハンドル)
20120226②

"キャンパー"で腿を外します。
スムーズにエッジが関節に入ります。関節に走る筋を切ってやると、簡単に関節を外すことができます。
ポイントが良い仕事をしてくれます。グリップも余計な力を必要としません
20120226③

同じく"キャンパー"で手羽を外します。
要領は腿と同様に行います。
"キャンパー"のブレード形状、頗る良好です!
20120226④

"フィレ"で腿を外します。
"キャンパー"よりもブレードが薄いので、関節への食い込みは更に良好です。
20120226⑤

"キャンパー"のスパイン側(フォールススエッジ)で、ささ身の筋を取り除く作業です。
"キャンパー"ブレードは捌き作業に適しています。
20120226⑥

ざっとこんな感じになりました!
ブレードの性能が良いと、作業を楽々と進めることができます。
皮部分に対しての切れ具合も、実にいい感じです。
20120226⑦

切り身にします。
切り口を見ると、その切れ味が良く分かります。
20120226⑧

食べ応えがあるように、幾分、大き目の切り身としてみました。
ハンドルの握り具合もなかなか良い感じでした。
20120226⑨

"鶏の炊き込みご飯"の完成で~すっ!
玄米での炊き込みだったので、圧力鍋を使用しました。
その美味さについつい食べ過ぎてしまいました。もう一品は"茹で鶏"です。(関節が綺麗に切り離されています。)
20120226⑩

鶏だけ切っているわけではありません。
他の具材もしっかり切っています。
"フィレ"ブレードでニンジンを切る。ゴボウもシイタケも・・・。

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