この記事は旧サイトで公開された記事の再掲載です。
2013年2月3日(日) 「神」 降臨!! キムンカムイ登場。
※この記事には解体したウサギの画像があります。苦手な方はブラウザーバックしてください。
本日は「猟友会」支部長以下9名のメンバーによるウサギの“巻き狩り”です。この日は、猟果に恵まれ4羽のウサギを授かることができました。
支部長の配慮によりそのうちの1羽をいただいたので、早速、先日発売されたばかりの「キムンカムイ」で捌いてみました。さてさて、神の名を冠する「キムンカムイ」そのブレードに秘められし実力や如何に・・・。
待ち(撃ち手)と勢子(追い手)に分かれ、それぞれが配置に付きます。僕は今回、勢子を務めることにしました。慣れない猟場のこともあり、山の状況を知ることのできる勢子役は願ったり叶ったりです。
配置に付くと、ころ合いをみて“巻き”の開始です。僕を含む勢子役4名が大声で「そーりゃ、そーりゃ!」とウサギを追い立てていきます。しかし、今日一発目の猟場ではウサギの姿を見ることができませんでした。
次は、思い切って大きく移動して別の山を“巻く”ことにしました。今度は“巻き”の範囲を広げて追い上げます。沢目に入るとすぐに、たった今走ったばかりのウサギの足跡発見「ここには入っているぞ!」他の勢子メンバーに伝達し、“巻き”の範囲内に居るウサギを慎重に追い立てていきます。間もなくして、遠くから銃声が聞こえます。上手く叩いた(撃つこと)かな?と考えながらも、引き続き追い立てていきます。するとまた、別の新しい足跡を発見、30メートルほど隣を追い立てているメンバーの前方に向かっています。ゆっくりと歩みを進めるように手振りで合図を送ります。このウサギも上手く撃ち手の方向に追い立てることができました。
その後2羽の足跡を見つけましたが、すでに包囲網から外れてしまったようです。ここで2羽を授かりました。次の猟場では、メンバーが半円状に並んでウサギを追い立てながら攻めていきます。と、すぐに2羽のウサギが飛び出し、ポンポンと2羽を授かりました。上手くいくときというのはこんなものなのです。今日はここまでとし、授かったウサギの皮剥ぎとワタ抜きを手早く行い終猟となりました。皆さんお疲れ様でした。
「キムンカムイ」の登場です。
「キムンカムイ」についての詳細はホームページを是非ご覧ください。
これから捌きます! 初めてのナイフを使うときは、なんとも言えない期待感に包まれます。
腿を切り離します。
エッジ厚のある割には、その厚みを感じさせない切り込みを見せてくれます。「キムンカムイ」見た目のサイズを感じさせない見事な重心バランスです。滑るようにエッジが入り、苦もなく切断することができました。ミラーフィニッシュのブレードも良いですね!
関節を外す作業も、まったく支障なくこなしてくれます。このときは、ポイントが活躍してくれます。関節を外すときは、エッジでこじるようなことは決してしません。関節の中にある筋を切ってやれば簡単に外すことができますから。 両腕も切り離し、四肢と胴体の切り分けの完了です。 骨から肉を切り離していきます。このような細かな削ぎ切りを難なくこなすことができるのは、エッジ性能が優れているからに他ありません。ブレードにかける力を加減しながら捌きます。このような作業も頗る良好です。
鹿・熊用とホームページで紹介されていましたが、ウサギを相手にしても、サイズオーバーを感じることはまったくありません。腿肉を骨から外していきます。骨に沿わせてブレードを滑らすようにします。
腿の関節を外します。関節内の筋を切っているのが解るはずです。
それにしても、ユーザーの食指を大いに刺激する見事なナイフが出たものです。(脱帽!)
捌き完了!です。
ガツガツ、ガシガシと骨にエッジを当てながら捌いたりすれば、どんなに優れたエッジ性能を持ったナイフでも堪ったものではないと思います。解体や捌きは繊細に行うべきものと心がけています。
本日の「ウサギ」くん、玉ねぎと合わせて焼肉にしてみました。(勿論、全部ではありません。)
美味しそうな湯気が見えますか?
ご馳走さまでした。
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