この記事は旧サイトで公開された記事の再掲載です。

2013年2月10日(日) 本日も「ウサギ狩り」です。




※この記事には締めたウサギの画像があります。苦手な方はブラウザーバックしてください。





今日は久しぶりに班長との2人猟です。この日は天気に恵まれたこともあって、スノーモービルに乗って受ける風がとても心地よく感じられます。あちらこちらに残されているウサギの足跡を確認しながら狩り場から狩り場へと移動を繰り返していきます。しかし、どの足跡も数日を経過したと思われるものばかり、新しい足跡を見つけることができないまま、時間ばかりが経過していきます。これでは「巻き」を仕掛けることもできません。さらにウサギを求め範囲を広げながら新しい足跡を探します。

今日は駄目かなと諦めかけたとき、右側の斜面にたった今走り出た足跡を発見。スノーモービルを急停車?させ、慎重に辺りの気配を窺います。すると、残された足跡の前方の木の陰から走り出るウサギの影。ちょっと遠いな~と一瞬迷いながらも、銃を構えると同時にスウィングショット。“ダ・ダ~ン。”続けざま二発を発射。・・・コロン。「ころがった!」すぐさま回収に向かいますが倒れて居る筈の場所にウサギの姿がありません。

 「?・・・」「半矢か・・・。」20メートルほど先にウサギの後ろ姿を見つけました。でも、半矢とはいえ容易く追いつくことはできません。班長と一緒にウサギの逃走方向に先回りします。が、その場所はすでに通り過ぎられていて、さらに追跡します。開けた場所にウサギを発見すると、こちらの気配を感じたように己の姿を晒すことを嫌ってか、最後の力を振り絞るように沢筋に沿って駆け出しました。斜面上手から木々の間に見え隠れするウサギに銃口を合わせます。ようやく一羽のウサギを授かることができました。

半矢の獲物は可能な限りし止めてやらなければなりません。命をいただくときは、むやみに苦しませるようなことがあってはいけないのです。そして、授かった命はしっかりと受け止めなければなりません。

遅い昼食の後、「キムンカムイ」を使用してウサギの皮を剥ぎ、内臓を処理します。実に使い勝手の良いナイフです。素早く処理を終えてから次のウサギを求め、狩り場を廻りますがどうやら今日はここまでのようです。また、次回に期待です。

20130210①

撃ち手に向かう班長です。

積雪をラッセルしていくと、汗が噴き出してくるのです。その暑さに上着を脱ぎ、さらに進んでいきます。
班長、「キムンカムイ」を初めて見て“これはまたゴツイな~”だそうです。 それにしても、猟場にとてもよく似合うナイフです。この雰囲気は「ハンティングナイフ」ならではですね。
20130210②
20130210③

20130210④

本日授かったウサギと「キムンカムイ」です。
ミラーフィニッシュされたブレードが輝きます。
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終猟後、班長と次の山入りの約束をして帰宅の途につきました。班長、お疲れ様でした。
 今日も「サビナイフ8・MAKIRI」ストレートエッジで捌きます。前回、初めてカモを捌いてみて、その使用感の良さには驚きでした。 胸肉にエッジが滑るように入っていきます。
ポイントからカーブエッジにかけての角度の絶妙さと切れ味の良さが、はっきりと感じられます。身体感覚を持ったブレードといえるでしょう。ブレードサイズを気にすることなくペングリップで楽々と作業することができます。使っていると、ポイントからカーブエッジにかけての角度の絶妙さを感じることができます。

今日も「キムンカムイ」で捌きます。

捌きの詳細は前回64号のレポートで紹介しましたので、今回は省略させていただきました。


ニューサビナイフ4①