今日は「飛鷹」での２回目の釣行です。本日の決戦？の場は、久し振りの三厩の海です。とはいっても海峡の海に変わりはありません。

釣況は悪くはないようですが、こればかりは実際に釣行してみないと判りません。潮の具合であっという間に変わるのが海釣りというものなのです。潮回りの悪いときはたとえプロアングラーといえども苦戦は必至、ましてやアマチュア軍団の「チーム飛鷹」毎回好成績というわけにはいきません。と、冒頭から何やら言い訳がましくなってしまいました（反省）。

予定時間である１１時に三厩漁港を出港、一路ポイントを目指します。本日のポイントは深場です。基本の４０グラムのリグをセットして、まずは潮流を確認します。キャストの角度を変えながら反応を探ります。潮が速いようなので少々重めのリグに換えて更に反応を探りますが、生命反応なし（笑）。そして、それからが長かった。忍耐の１３時・・・。焦りの１４時・・・。敗北感漂う１５時を経過・・・。

他のメンバーにはヒットはあるものの、僕のロッドにはまったく反応がありません。今年の釣行４回目にして“坊主”を喰らったかと半ば諦め気分になってしまい、キャスティングに気持ちが入りません。しか～し、“Keep　Casting”です！諦めはイコール敗北を意味します。何種類ものリグを交換しながら、粘り強くキャストを繰り返すこと６時間・・・。前回のヒットリグをカウントダウンして、さらに潮に乗せて送りこんでからリーリング。

１０回転ほど巻きあげたその瞬間、強烈な食い込みが衝撃となって伝わってきました。間違いなくマダイの手応えです。５０メートルの深場から慎重に時間をかけてマダイを浮かせます。幾度もラインを引き出されますが、滑らかなリールのドラグ機能がマダイの走りをいなしてくれます。

輝きながら姿を見せたのはまずまずのサイズ、片手でロッドを保持しつつ自分でネットに収めます。サイズはジャスト６０センチ、“坊主”は免れた～と一安心。手早く〆て次を狙います。そして、終了間際になんとかもう１枚を授かりました。苦しい闘いでした。