この記事は旧サイトで公開された記事の再掲載です。

2013年6月22日(土) 低調の只中、新兵器を引っ提げて。

 「飛鷹」での3回目の釣行です。現在、“坊主なし”を継続中なので今回も釣果を祈願しつつの釣行です。前回の船中20枚を更新できますかどうか。若干遅めの12時に平舘漁港を後にしてポイントに向かいます。近況を確認したところ今週は低調気味とのことで、大漁は望むべくもないような感じなのですが、今日は何を隠そう新兵器を準備してきております(笑)。

何かというと魚群探知機の「探見丸」です。えっ船に設置されているんじゃないの?という声が聞こえてきそうですが、この「探見丸」は子機なのです。魚群探知機(探見丸)の親機が「飛鷹」に設置されていて、親機から発信される電波をこの「探見丸」子機が受信して、親機の情報を釣り座に居て見ることができるという優れモノなのです。これからの「飛鷹」での釣行では強い見方になってくれそうです。

さて、ポイントに到着し釣り開始です。「探見丸」を見ると海中の情報が見事に映し出されています。水深50.3メートル、魚の反応も見えます。反応のあるタナを重点的に探りますが、なかなかヒットに繋がりません。それでも根気強くベイト反応を探っていたメンバーのロッドにアタリが、しかし、プルプルと震えるような走り方、なんと正体は「サバ」でした(残念)。

さらに粘ること2時間、ロッドが絞り込まれました。ついにマダイのヒット、初めてながら焦ることなくマダイを引き寄せて記念の初物をゲットできました。間もなく続けて2枚目をヒット、初挑戦での2枚ゲットは快挙です。マダイ野郎の誕生でした。さてさて肝心の僕はというと、広範囲に探り続けること3時間、潮流の方向に合わせてジグを落とし込み、リーリングを開始した途端に手応え、すかさず“巻き合わせ”をくれてやります。マダイの引きを堪能しつつ浮かせます。手際良く〆て次を狙います。1枚目と同じ狙い(探り方)ですぐさま2枚目をヒット、これでまずまず一安心です。

他のメンバーにもヒットしはじめていよいよ時合い到来かと喜んだのもつかの間、2時間ほどで沈黙タイム到来、そのまま終了となりました。皆さんお疲れ様でした。

20130622①

本日のマダイのファーストヒットマンは、はじめにサバをヒットさせたマダイ初挑戦のメンバーでした。
魚探に反応はあるものの、釣り開始からこのヒットまで2時間を要しました。焦りました(汗)。
20130622②

続けてセカンドヒットもモノにしてしまいました。これって“ビギナーズラック”?
食べごろサイズを手に、いい笑顔してますね~(笑)
20130622③

ようやく時合いがきたようです。でも、このヒットまでの3時間は長かった~。
手早く「神経締め」をして次を狙います。
20130622④

“Keep Casting”
そして授かった2枚目、ありがとう!
お天気にも恵まれました。
20130622⑤

今年の初物です。いいサイズです。やりました!どうやって食べようかな~(歓喜)
マダイとのやり取りに興奮して髪の毛が逆立ちました(冗談)。
20130622⑥

今日もやりました!
でもヒットまで長かったですね。“疲れたわ”とのことでした(笑)。鯛ラバでやったぜい。
後ろで見守るのは、「飛鷹」須藤船長の息子さんです。操船の腕前もなかなかのものでした(感謝)。
20130622⑦

よっしゃ!
さすがCちゃん、お見事です。お得意のリグで作戦?どおりにゲット!!
ミヨシの似合う男です。ってか(笑)
20130622⑧

強い味方の「探見丸」
水深50.3メートル
水深15~25メートルのタナにお魚の反応が映し出されています。
20130622⑨

ガットフックの使用例―1(血抜き)
「ニューサビナイフ2・サバキ3寸包丁」ガットフックで〆ます。「神経締め」のあと、エラを切って血抜きをします。
グリップ感もすごく良いですね。
20130622⑩

エラに突き刺したブレードを引く時、ガットフックに引っかけてさらにエラを切ります。
ワンストロークで確実にエラを切り、血抜きを確実に行います。手早く〆て、次のマダイを手際よく狙うためには、いかに短時間に〆作業を行うかが釣果にも繋がることなのです。そして、船がポイント移動している間を利用して、鱗を処理してしまいます。
20130622⑪

ガットフックの使用例―2(腹割り)
ガットフック部分までエッジを入れるため、肛門からポイントを差し込んで切れ目を入れてスペースを広げてやります。
20130622⑫

切れ目を入れたスペースにガットフックを引っかけて腹を割っていきます。切れ味もいいですよ。
こうすると、内臓を破ることなく簡単に確実に処理することができるのです。
「ニューサビナイフ3・サバキ4寸5分包丁」でも同様に使用することができますので、ご自分に合ったサイズのものをお選びいただけるものと思います。
20130622⑬

内臓を傷つけることなく処理できると、卵も綺麗に取り出すことができます。そして、美味しい煮付けなどに調理できます。腹を割る際、ブレードを腹に入れ過ぎて内臓などを破ってしまうと、美味しい卵が食べれなくなってしまいます。
ガットフックはラインなどを切る他、いろいろ役立ってくれます。お勧めの機能ですね(笑)


ニューサビナイフ4①