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2015年2月15日(日) 狩猟シーズン最終日・・・。




※この記事にはウサギを解体する画像があります。苦手な方はブラウザーバックしてください。





 昨年の11月1日、カモ猟の解禁からスタートした狩猟シーズンも本日で終わりを迎えてしまいます。最終日は心残りの無いような山入りにしたいと思います。数日前からお天気が荒れていて、今朝、目覚めたときにもまだ強烈な風が吹き荒れていました。

でも、集合時間が近づいてくるとそれまで吹き荒れていた風が止み、嘘みたいにお天気が良くなるではあ~りませんか。空を見上げるとそれまで分厚く空を覆っていた真っ黒い雲の切れ間から徐々に青空が広がってきました。こうなると俄然ファイトが湧いてきます。晴れたり曇ったりを繰り返す空模様ながら、確かな春を感じさせる風が雪原を吹きわたっていきます。シーズン最終日を飾るかのようなまことに結構な日和でございます。

でも、シーズン最終日ではありますが、本日から翌月末までの期間「害獣駆除」の要請が入りましたので、山入りはまだまだ続くのでありました。さて、それでは本日の作戦はというと、狩猟と害獣駆除の合体作戦ということになりました。はじめに入る山は、駆除要請が出されている地区の山から攻めることになります。

 ここでの巻き方は、二班に分かれて山を大きく挟み込む方法です。時間を見計らいながら勢子とブッパ(撃ち手)の両方を兼ねる攻め方で進んでいきます。すると、反対方向から銃声が響きました。なんと、別方向から巻きに向かった仲間の目の前に早々に飛び出してきたそうです。

早速1羽を授かりました。しかし、僕たちが巻きを仕掛けた包囲網からはすでにウサギは抜けてしまっていたようでした。(残念)次の狩り場に移動です。ここでも二班に分かれますが、攻め方は皆で一方向に横隊で進みながら数か所の斜面に潜んでいるウサギを追い立てるやり方です。真新しい足跡を見極めながら進んでいくと、左斜面から銃声です。Yくんが見事に仕留めたようです。

次は本日ラストとなる狩場です。しかし、巻きを仕掛ける前にウサギに気づかれてしまいました。諦めきれずに足跡を追跡します。3人で横に並びながらゆっくりと跡を追います。しばらく行くと戻りの足跡となりました。これはチャンスだ!さらに追跡します。でもここで早足で追ってはいけません。ウサギに猛スピードで走られないようにゆっくりと追いを掛けるのです。すると、居ました!後ろを気にしながら追跡者の様子を窺っているようです。途端に走りだしたウサギに銃口を合わせて・・・。今日最後の狩り場で授かりました。

20150215①

時折雪が舞うものの猟にはまったく支障なし!
ウサギの気配を感じつつ、包囲網を狭めていきます。しか~し、この場所とは別のポイントから飛び出したウサギを別方向から向かったメンバーが仕留めておりました。此処では足跡を見ただけでした。(汗)
20150215②

よしっ次いくか!
雪山を歩くには「カンジキ」は必需品です。それぞれに特徴のある「カンジキ」を好みに合わせて使用しています。
20150215③

日差しが強くなってきました。
「巻き」の待ち場に向けて若者二人が緊張しながら歩みを進めます。
あちらこちらに真新しいウサギの足跡だらけ。どこから飛び出すか判りません。感覚を研ぎ澄ませてゆっくり歩みを進めます。
20150215④

たった今、走り去ったウサギの足跡を確認!
そのスピード、アクセル全開なり(驚)
20150215⑤

獲物は近いぞ!全身に緊張感が漂っております。
慎重に・・・。慎重に回り込んでいきます。
20150215⑥

「水平二連」が火を噴いた!!お見事Yくん。
潜んでいた斜面の木の根元から走り出たウサギを見事に仕留めたのでありました。
お気に入りの「水平二連」で授かりました。
20150215⑦

Yくんのウサギと「ニューオレゴンスペシャル」
日差しが強すぎて・・・、見づらくてご免なさい。
20150215⑧

シーズン最後の狩り場にて授かったウサギです。
一旦逃げられたものの、諦めることなく追跡してようやく授かりました。
20150215⑨

「ニューオレゴンスペシャル」で捌きます。
スーパーゴールドⅡ(粉末ステンレスハイス)HRC62~63
エッジが骨に当たっても欠けの心配は無用です。

・ナイフに適した高硬度
・タフな高靭性
・長切れする耐摩耗性
・錆に強い耐食性
20150215⑩

「ニューオレゴンスペシャル」で綺麗に捌くことができました。切れ味も良し。グリップ感も良し。そして、ポイントの角度がまた絶妙にグッド!
こうして、美味しいジビエを有り難くいただくことができるのです。(感謝)

これぞ狩人のナイフ!スタッグの雰囲気がたまらないですねぇ~。
20150215⑪

心地よい疲れに包まれた身体にホットブランデーが沁みます。今日歩き回った山の風景を思い起こします。そして「ニューオレゴンスペシャル」を眺めていると、山に吹いていた風さえも思い起こすことができるのです。

えっ、ナイフに乗っているのは何だ?って。決して変な趣味に走っているわけではありません。(笑)ほんの遊び心ですよ。名付けて「エッジのフチ子ちゃん」なんちゃって。

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