この記事は旧サイトで公開された記事の再掲載です。

2015年4月29日(水) 桜マダイ!でてこいや!!

 いよいよ、2015年のマダイ釣りの開幕です。情報によるとハチマルオーバー(80センチ超)続出とのこと。今年は桜前線の北上スピードが例年よりも早く、ここ津軽でも桜の開花予想が早まり、各地の花見の名所では祭り期間を前倒ししての開催とのこと。その知らせにまるで合わせるかのような、桜前線を追い越す勢いの桜マダイの乗っ込みスピードに、これはもう行くっきゃないでしょ。“花よりダンゴ”ならぬ“花よりマダイ”の釣りキチなのでありました。

 さて、初釣行は言わずと知れた北の守護神「玄武丸」です。先週の釣行では「玄武丸の愉快な仲間たち」も早くもハチマルオーバーをゲット、今日も釣るぞっ!と闘志メラメラなのでした。出港は午前4時なのですが、僕はいつものように少し遅れての乗船です。途中、コンビニで食糧を買い込みながら「玄武丸」に電話を入れると、いい型が一枚上がっただけとのこと。ヤマセが強くてマダイのご機嫌極めて悪し、といったところのようです。いやな予感。

 
午前7時漁港に到着、早速「玄武丸」に乗り込みます。取りあえず水深60メーターラインを流します。深場ですがマダイのヒットゾーンは中層ですから、ボトムまでリグを落とし込む必要はありません。30メーター付近でリーリングを繰り返す手に微かなアタリ、すかさず巻き合わせをくれてやります。 瞬時にロッドが撓ります。

それを見ていたメンバーから“遅く来て誰よりも早く釣るとは何事か!”とのクレーム(もちろん冗談)こちらも“申し訳ございません”と返しつつ、でもマダイの引きじゃないから許して…。大した抵抗を見せないままに姿を現したのは外道の「アイナメ」でした。

玉網を使うことなく抜き上げると、船に上げた瞬間フックアウト。ヤバいヤバい。(汗)でも、小物とはいえ40センチ弱はありますから、それなりのサイズなので贅沢は言えませんね。今日は久し振りに美味しいお刺身がいただけます。

 その後も、マダイのアタリがないままヤマセの吹く中ポイント移動を繰り返しますが、いよいよ風が強まってきたため無念の早上がりとなりました。無理は禁物、次回に期待を込め帰港します。“桜マダイ!出てこいや!!”と挑発してはみたものの、完全に無視されてしまった今年の初釣行なのでありました。(トホホ・・・)

20150429①

お見事!本日、唯一のマダイです。
タフコンディションの中、ヒットに持ち込むとは…。“持ってるね”
20150429②

スコンク逃れとでも言いましょうか、「アイナメ」です。
でも、こんなツーショットは如何ですか?
「COLD STEEL・BLACK TALON」
「BLACK TALON」にはいずれまた登場していただきます。お楽しみにね・・・。
20150429③

今日は、「ニューサビナイフ・サバキ3」で捌きます。ハンドルのグリップ感も申し分なしです。
それと、新しいハンドル材だと水分を気にすることなく使えるのもグッドです。
20150429④

鱗を取ります。
いつもは鱗取り専用を使うのですが、アイナメの場合は鱗が細かいのでナイフや包丁で簡単に取り除くことができるのです。
20150429⑤

お腹を割ります。
サバキ(捌き)ブレードの真骨頂です!
20150429⑥

三枚卸にします。
ポイントがスムーズに入ります。そしてポイントエッジが骨に当たる感触も手に取るように感じることができます。
20150429⑦

アラ煮用に頭を割ります。
ただし、割るとは言っても切れ味が鋭く強靭なエッジを持つ「サビナイフ」だと、とても綺麗に切ることができます。
20150429⑧

これもまた、アラ煮用です。
食べやすくするために、中骨ごと切り分けます。
このときは、エッジのエンド側を使います。言うまでもありませんよね。(笑)
20150429⑨

腹骨を削ぎ落します。捌きやすいブレードですね~。
このあと、少々手間がかかりますが側線の小骨を抜きます。
20150429⑪


皮を引きます。とてもグッドです。ルンルンです。綺麗に皮を引くことができるのです。
エッジの角度に気をつけてネ。
20150429⑩

どうですか、綺麗に皮が引けているのがお判りいただけますか?
そして、お刺身に仕上げます。「アウトドア・サシミL」の出番ですね。
20150429⑫

こんなに綺麗に仕上がりました。
流石はお刺身ブレード、いい仕事してくれますね。
20150429⑬

20150429⑭

お刺身とアラ煮の完成で~す♪
本日はスコッチで、いただきま~す。(感謝)

次はマダイでいきたいなぁ・・・。

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