２週間ぶりの出漁です。その間、良い日には爆釣、振るわない日には貧釣。なかなかに大自然というものは思惑どおりにはいかないものです。それにしても今年のマダイは、週末はお休みを決め込んでしまい鳴りをひそめているかのようです。平日の間はかなりの賑わいをみせてくれているようなのですが、週末になると一体どうしたことか、無口になってしまうのです。

　本日は少しばかり遠めのポイントを目指します。気になるお天気はというと、雲は分厚く垂れこめてはいるものの風はなく、釣り日和と言えるコンディションです。気合が入ります。ポイントに到着したメンバーは待ってましたとばかりに一斉にキャストします。まずは１枚を釣るべく慎重にマダイのアタリを探ります。ここ数日、実績のあるポイントだけに周辺には多くの釣り船の気配、ライバル船がひしめき合うポイントでもあります。

　船長のファーストヒットを機に、他のメンバーの回転数も上がります。一層キャストにも熱がこもります。後れをとるものか。“目覚めよっ僕の闘神！”そしたら来たもんね。ホントに。セカンドヒットは僕のロッドでした。ロッドティップが海面に突き刺さりそうになるくらいにマダイが足掻きますが、リールのドラグを緩めにしてマダイの強烈な引きに対応します。ラインを巻き上げては引き出され、マダイを寄せては走られを繰り返しつつも根気強く抜かりなくやり取りします。なおかつ、ラインのテンションを保った状態で駆け引きをしないといけません。もしも、下手にラインを緩めると最悪ラインブレークさせてしまう恐れもあるのです。

ファーストヒットの船長です。

ヒットタイムはジャスト４時！恐るべし。

セカンドヒットです。撮影タイム４時１１分

まずは、1枚を授かって一安心。

続いてのサードヒットです。撮影４時２１分

１０分経過で空の明るさがあっという間に変わりました。

釣り上げて曰く“小っちぇぇ！”

そして来たもの、大きいのが（喜）２枚目が。

オッハー。今回もいただきマンモス～！

そして２枚目。

こちらもサイズアップ。

確実にヒットさせるところは“ながれいし”ですね～。いえ、流石ですねぇ。

さて本日のおメニューは？

小さいほうの「マダイ」と他のメンバーからいただいた「マゾイ」です。

緩急を織り交ぜた駆け引きを繰り返し、マダイを疲れさせたところでいよいよ浮かせにかかります。やがて暗い海中から徐々に海峡マダイがその美しい姿を現してきました。幾分謙虚？なサイズですが、まずは１枚目を授かってほっと一安心です。このときのヒットタイムも４時を数分過ぎた時間、船長の大予言、的中じゃぁ～。（笑）

 

　続いてミヨシのメンバーにもヒットです。でも、今日のマダイのサイズはイマイチで、満足サイズではありません。更なるサイズを求めてキャストとリーリングを繰り返します。ここからの集中力が肝心なのです。正確なカウントダウンと潮の読み、リグがどれほど潮の抵抗を受けているのか。潮にリグを乗せる角度は。リグのアクションを感じながら様々にイメージを繰り広げて誘います。そして“ヒット！”これこそが海峡マダイの醍醐味なのです。

「サビナイフ・キッチン　牛刀」の登場です。

まずは「マゾイ」を捌きます。

頭を落として・・・。

お腹を割いて、内臓を出して三枚に卸します。

鰭が鋭いので軍手を着用します。

そしてお刺身に仕上げます。

切れ味が良いですね～。

出来たました。綺麗だもの。びゅーてふるだもの。

牛刀でいけてしまうのです。これって凄い！

次はマダイく～ん。

まず、カマから落としますね。

兜割り。

本来は、「サビナイフ４・出刃シャチ」の出番なのですが、本日は「牛刀」のみでいっちゃいます。

「サビナイフ・キッチン」の強さがお判りいただけると思います。

３枚に卸します。

ルンルンと捌いていきます。

柵にして、お刺身に仕上げます。

しまったぁ・・・。片方の身は、皮を付けたままで炙りにするつもりだったのですが、スイスイと皮を引けちゃうもんだから、両方の身の皮を引いてしまった。（汗）

「炙り」は次のマダイまでお預けとします。

「マダイの漬け」です。

秘伝のめんつゆに昆布を浸して漬け込みます。

「マダイの姿造り」です。

「サビナイフ・キッチン　牛刀」のみですべてを仕上げてしまいました。

マゾイのお刺身

マダイの姿造り

マダイの漬け丼

マダイとマゾイのアラ煮

大根のお味噌汁

贅沢すぎるメニューです。

本日活躍の

「サビナイフ・キッチン　牛刀」

「サビナイフ・キッチン　三徳」

「サビナイフ・キッチン　ペティ」

 

別の名を「キッチン三兄弟」なんちゃってか（笑）

NYAIFE KITCHEN 菜切り メインクーンver