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2017年11月19日(水) ♪雪は降る♪マガモはこない・・・
※この記事にはカモを解体する画像があります。苦手な方はブラウザーバックしてください。
2017年11月19日(水) ♪雪は降る♪マガモはこない・・・
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11月も半ばを過ぎると、カモたちも容易にスキをみせてはくれません。解禁日以来、殆ど毎日ハンターから狙われ続け、警戒心の旺盛になってしまったカモくん相手の猟が日増しに難しくなってきます。こちら津軽地方では昨年より10日遅い初雪となりました。積雪が多くなってくるとハンターの行動範囲も制限されてきますが、反面、この寒さよってカモくんたちの脂の乗りも一段と増してきて、最高のジビエの味わいを私たちにもたらしてくれるわけです。
カモ猟解禁から毎週出猟しているのですが、見かけるカモくんの大半がカルガモばかりで、まだ、渡りの主役であるマガモの群れを見つけることができないでおります。今週は立派なマガモと出会うことができるかなぁ。なんといってもキングオブカモ?といわれるマガモですから、ハンターたちの一番狙いとなるのも頷けます。なので、ハンターたちの挨拶の二言目には“マガモ見た?”となるわけです。でも、マガモを見つけたからといっても直ぐに銃を向けてはいけません。渡りを終えた直後の渡りガモたちは体力を消耗している、いわゆる痩せガモの状態です。十分に休息と栄養をとってもらい体力を十分に回復してもらってから勝負します。
さて、本日一発目の狩場は川からです。カモたちに気取られないように少し離れた場所に車を停め、草を静かにかき分けながらアプローチします。カモくんのいる位置を確認したメンバーの手信号を見ながら、撃ち手のメンバー数名がおおよその距離に間隔を広げていきます。そして、一発目の銃声の合図とともに、飛来してくるカモの群れの先頭に向けて銃口を合わせます。銃の反動を無視するように続けざまに撃ちます。運良く開始早々から1羽目を授かることができました。人間の嗅覚では到底見つけることのかなわないような深い藪の中に落ちたカモくんですが、回収能力の優れた猟犬がいれば大した時間を要することなく即座に発見し銜えてきてくれます。う~、ワンダフル!(しまった、これは、来年のフレーズだった・・・。)
その後は、川と溜池を交互に攻め込みますが、本日の狩りパターンとしては川の方に分があったようです。ハンターから狙われやすい溜池だとカモくんたちもゆっくりと羽を休めてはいられないといったところでしょうか。それに本日の空模様ときたら風がやたらと強く、普段は海にいるカモたちも荒れた海を避けて川に避難してきているようです。
まずは1羽目を授かりました。
本日は「サビナイフ5 ワイルドハンター」が相棒です。
やはり狩猟には、ハンティングブレードですね。
ベルトに付けることは珍しい僕ですが、本日は弾帯に装着します。
ベルトに付けることは珍しい僕ですが、本日は弾帯に装着します。
幅広ベルトに装着する際、強い味方になってくれるのが幅広対応の別売クリップ
「コアロック・60 mm」
ノーマルのナイフケースでは、ベルト幅に対応できませんからね。
これが、サビナイフシリーズの良さでもあります。
カモくんに忍び寄る"ちょい悪オヤジ"たち(笑)
雪のちらつく中、寒くても急ぎ足は厳禁です。
ワイルドハンターの魅力あるブレード
ブレードタイプはストレートポイントであるクラシックタイプ、クラシックハンターまたはストレートハンターなど、その呼び名も多彩です。
ドロップポイントとはまた違った魅力を秘めております。
それでは捌きとまいります。ワイルドハンターはこのカーブエッジがいい仕事ぶりを発揮してくれるのです。
それでは捌きとまいります。ワイルドハンターはこのカーブエッジがいい仕事ぶりを発揮してくれるのです。
大群を発見!ここは慎重にいかなければと、メンバー気合を入れて溜池を大きく包囲、タイミングも肝心ですから配置を確認してから携帯で追い立て役のメンバーに連絡を入れます。
銃の安全を外してその瞬間に備えます。やがて、派手な銃声が強風の中轟きわたります。一瞬、時間が止まったような感覚に陥ります。そして次の瞬間、一気にカモの群れが真正面から迫ってきます。飛んだ!撃った!外した!あまりにも見事な大群との遭遇に、カモが舞い上がらずにメンバーが舞い上がってしまったのでしょうか(笑)授かったのはたったの2羽。おいおい。(汗)
あまりの群れの大きさに銃の狙いが定まらないのです。どんなに数が多くても狙いをつけるのは1羽のみ。ところが、あまりにも数が多くなると狙いを定めることができないままに引き金を引いてしまうものなのです。
残~念。
ポイントを使って関節を切り離します。
ストレートポイントではペングリップで握るととても作業が楽にできます。
ささ身を付けた状態のまま、綺麗に捌くことができました。今回は部位ごとに捌きました。
ささ身を付けた状態のまま、綺麗に捌くことができました。今回は部位ごとに捌きました。
そしてまた別の日は・・・。
「サビナイフ8・マキリ」で捌きました。
僕お得意の1枚捌きです。
今日はカモが食べたいので、このまま調理することにします。
今日はカモが食べたいので、このまま調理することにします。
弱火でじわじわと火を通します。
脂をじわじわと出してやります。
まずは1品目の「カモ炒め」
まずは1品目の「カモ炒め」
2品目、マキリで白髪ねぎを切ります。
さすがは万能ブレードのマキリ、包丁でなくても白髪ねぎを切ることができてしまうのです。
スライスしたカモ肉と白髪ねぎ、これだけですでに美味しそうです。
カモがネギ背負ってやってくる。嘘です!カモはねぎなんて背負いません。悪しからず。
カモ肉を焼いたところで、白髪ねぎにもさっと火を通します。
勿論、白髪ねぎは生のままでもいけます。僕の好みとしては、生のままでカモ肉といただきます。
カモ肉でねぎを包んでいただきます。
ネギはシャキッとカモ肉からはジュワ~と野生の旨味が出て、ヤバイ!美味すぎる。
毎週のカモ狩り。
本日も「ワイルドハンター」が相棒です。
大変みごとなカルガモを授かりました。
今年の新会員です。
本日もカモを授かってご満悦、新型の帽子とベストが眩しいです。
ハンティングワールドにようこそ。
マガモとの出会いはなかなか叶いませんが、カルガモくんはよく授かっております。
「マキリ」よし。「マキリ」もまたよし。(なんのこっちゃ。)
「サビナイフ1・キャンプミニ包丁」にて、1枚捌きに仕上げます。1もよし・・・。
ハンティングライフ、楽しんでおります。ハイ。
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