この記事は旧サイトで公開された記事の再掲載です。

2019年5月11日(土) 祝!令和元年初マダイなり!!

いよいよ今年のマダイ釣りが始まります。昨年の不振を払拭すべく今年は気合が入っております。
初戦の予定(作戦)はと申しますと、まずゴールデンウィーク(10連休)序盤に「平成」の時代の終わりに手向ける一輪の花ならぬ一枚のマダイをと目論んでいたのですが、予定当日は生憎の強風で出漁が取りやめとなり、そのまま平成の時代の幕が閉じられてしまいました。

こうなったら「令和」の時代の幕開けに花を添えてやるぞ!と気持ちを切り替え意気揚々。
しか~し、すったもんだで出漁したのが令和初日から数日後の5日(こどもの日)。こいのぼりの日にマダイとは、なんだかイヤな予感がしないでもありませんが、とにかく出漁です。

集合時間である午前3時半、まだ夜は明けてはおりませんが、メンバーそそくさと船にタックルを積み込みます。久しぶりの「玄武丸」今年もよろしくお願いしますよとつい呟いてしまいます。お天気には恵まれておりますが、にしても寒いこと寒いこと。春とは言え津軽の海はまだ寒く、お花見気分では太刀打ちできません。完全防寒を着込んで挑まなくてはなりません。

出漁準備を終え、我らが「玄武丸」が漁港を出るころには、東の空が薄明るくなってきて気分はマックス、マダイとのご対面に期待も膨らみます。魚群探知機でマダイの反応を探りますが、これぞという反応が現れません。あの手、この手、その手を駆使してマダイに挑みましたが、船長ともども揃っての初戦敗退・・・。メンバー7名。ラッキーセブンだったのに残~念。

そして迎えた第二戦。なんとしてもマダイの顔を拝まないことには自分の中の「令和」の時代が始まりません。本日は5人のメンバーでマダイに挑みます。5人の太公望を相手にマダイのご機嫌やいかに。

魚群探知機に映し出される薄い反応に期待を込めてキャストを繰り返しますが、まったくアタリがありません。今日もダメなのかなぁ?つい弱気になってしまいますが、
忘れてはならない“Keep Casting”と“Keep Action”の精神。キャスト、アクション、リーリング。ただひたすらにマダイを求めます。一途なるマダイの求道者たちよ!ってか。

やがて東の空が朝焼け色を放ち始めたころ、ついにその時が来ました。“ヒット!”ロッドが見事に絞り込まれます。正真正銘のマダイの引きです。撓るロッドを見て他のメンバーの闘志に火がつきます。燃えないわけ無いっしょ。(笑)連チャンモードに突入か~!!

20190511①
「令和」元年、5日目の朝焼けです。
今まさに顔を出そうとしています。
惨敗を喰らった日の朝日です。
20190511⑤
「玄武丸」朝日に向かってGO!だWa。
20190511②
そして、令和元年11日目の朝日です。
その神々しさに二拝二拍手一拝!
20190511③
朝日が昇る前に船長にヒット!
ん?撓りが弱いなぁ・・・。
20190511④
やっぱりサイズが足りないよ。
ボヤキの船長なのでした。(笑)
20190511⑥
ようやく令和の第一号
初マダイ、桜マダイに思わずどや顔の僕です。

何といっても「令和」の初マダイ第一号。心が躍ります。
でもここでバラしてしまっては元も子もありません。
慎重に、丁寧に、確実にやり取りします。焦ることはありません。ラインを巻き取っては引き出され、引き出されては巻き取ってを繰り返しながらも徐々にマダイを浮かせます。

やがて、魚体をギラギラと輝かせながら海中からその姿を現しました。
やりました!授かりましたよ!!サイズも立派な乗っ込み桜マダイです。これですよ、これ。(興奮) 
この日の僕の釣果はこの1枚だけでしたが、「玄武丸」船長もこの日見事に初マダイをゲット、揃って笑顔の釣果となりました。

それに他のメンバー全員もマダイを手にすることができました。
上出来の釣果に喜び倍増の船長でした。ただ、僕としては願わくばもう少し枚数を授かりたかったなぁ・・・。よしっ!次回の釣行に期待だっ。船長、よろしくヨウソロ~(笑)

20190511⑦
この日5名での全釣果です。
7枚とはちょっと少ない。
20190511⑧
新作の「サビナイフ10」片刃仕様のプロトタイプです。
さてその実力は・・・。
ブレード厚を持たせたことにより、重厚感が頼もしく感じられます。
20190511⑨
まずは「サビナイフキッチン2・パンダ」にて捌きにかかります。
このパンダがなかなか出来るやつでしてな。
20190511⑩
背側から卸します。
骨に沿ってとても綺麗に捌けます。
20190511⑪
背側を尻尾側から卸します。
牛刀ブレードでもこの使用感には脱帽ものですね。
20190511⑫
腹骨にエッジを沿わせて、腹骨を削ぎます。
血抜きが上手くできているので、身に血が回っていませんね。
この〆の作業は「サビナイフ4・出刃シャチ」がまたいい仕事してるんですよ。
20190511⑬
ハイ!とても綺麗に皮を引くことができました。
20190511⑭
ざっとこんな捌き具合です。
相変わらずいい仕事してますね
20190511⑮
「サビナイフ10」にてお刺身に仕上げます。
ブレードに厚みをもたせてあるものの、使用にはまったく影響がありません。
「サビナイフ・3」を片刃にしただけではありませんよ。
20190511⑯
ブレードサイズから、ワンストロークでは難しいお刺身切りですが、ちょっとしたエッジワークでカバーすることはできます。
まずは、エッジエンド(アゴ部分)から切り込みます
20190511⑰
軽く円を描くイメージでエッジを滑らします。
ただ、ストレートに引くわけではありません。
20190511⑱
ポイントまでもってきて、スッとおさめます。
どうです?簡単でしょ。
「サビナイフ・10」想像以上の出来栄えです。
期待を裏切らないブレードです。
20190511⑲
お一人様用にお刺身を仕上げました。
男の料理ゆえ飾りっけ無し!
20190511⑳
ちょっとオマケ。
釣りの合間?に射撃練習です。
週末は少しばかり多忙でした。(汗)


ニャイフキッチンブラックブレード牛刀サーバルキャットver1
漁師と猟師、忙しい中年なのです。