この記事は旧サイトで公開された記事の再掲載です。

2019年11月1日(金) 令和元年。狩猟の門が開きます!




※この記事にはカモの解体画像があります。苦手な方はブラウザーバックしてください。






 今シーズンのマダイ釣りは昨年に負けず劣らず、というか昨年を軽く上回る超絶不調のシーズンとなりました。11月に入っても凪さえ良ければ“出漁”は可能であり、まだまだマダイを狙えるのですが、11月に突入すると別の“出猟”が待っているのです。
そうです。狩りの季節の到来です。愛しいマダイとの出会いは来年のシーズンまでお預けと心に決めて、狩りへの気持ちにモード変換します。でも、マダイへの未練は後々まで引きずりそうですが・・・。

 さて、令和元年の狩猟ですが、今シーズンから狩猟の幅を広げるために以前から考えていた「わな猟」と「網猟」の狩猟免許を追加取得したのであります。狩猟はもちろんのことですが、行政からの有害鳥獣捕獲の要請を受けた場合、様々な捕獲方法に対応できる体制を整えたのです。
これにより「銃」「わな」「網」どのような捕獲方法でも“OK牧場!”ちょっと古いか(笑)

 こちら青森県でも近年二ホンジカの目撃情報が数多く報告されていて、最近ではかなりの数からなる群れや親子連れの姿も目撃されております。世界自然遺産である「白神山地」にも入り込んでいて、白神山地における自然生態系への影響や、その他県内の山林事業や農業などへの甚大な被害の発生が懸念されております。

それと、僕の住む津軽地方でも二ホンジカの目撃情報が多発していて、今年はなんとウリ坊数頭を連れた親子イノシシの姿も目撃されていて関係者を脅かせています。

 そんな諸般の事情により今シーズンからは、今まで以上に視野を広げた狩りを展開しようと考えています。例年、11月1日は「カモ猟」のみの解禁だったのですが、二ホンジカも1日から可猟となったことから空を見上げたり、陸を見回したりと何とも目線が忙しくなりそうです。まさに「陸・海・空」ってか。それって自衛隊かい!(笑)

 解禁当日、昨夜から続く雨脚がまだ衰えていません。でも、徐々に回復に向かうとのお天気予報なので、大して心配することなく準備に取り掛かります。時間の経過とともに幾分東の空が明るくなるにつれて確かに雨脚も弱まってきました。

この調子なら絶好の初日になりそうです。逸る気持ちを抑えながら準備完了です。許可証よし!銃よし!弾よし!帽子よし!ベストよし!最後にナイフよし!ひとり指差呼称をして装備を確認、集合場所に向かいます。

20191108①
令和元年、狩猟解禁!
相棒は「キムンカムイⅡ」です。
20191108②
野性味に溢れた「キムンカムイⅡ」ですね。
ダマスカスの雰囲気がGOODですわ。
20191108③
着々と猟技が向上、実力ア~ップ!の若者コンビです。
頼もしや。(笑)
20191108④
こちらは大先輩のベテラン狩人!
今日は中りがいいですわ(嬉)
蛍光ウェアが目立っています。
安全第一を心がけています。
20191108⑤
それでは「サビナイフ・10」で捌きます。
今年の桜マダイでデビューした新型の片刃です。
マダイとワラサを見事に捌いてくれました
20191108⑥
まずは胸肉にエッジを入れます。
カモくんを相手にしても見事な切れ味を発揮してくれます。片刃仕様もなかなかです。

今年の初猟場所はというと、いろいろ意見は出るものの結局は実績のある溜池となります。いろいろと意見を出し合うのも初日の儀式みたいなもので、この時間もまた狩人にとっては楽しいひと時なのです。溜池に到着するや本日のメンバー8名そそくさと勝手知ったるとばかりに慣れた位置取りで臨みます。僕の選んだポジションは奥側の端っこです。

風向きを考慮して、あそこから飛び上がったカモくんが風上に向かってこう飛んで、あの辺りで方向転換してこう回って来るから等々。だからこの辺りに潜んであちらの方向を意識してこう迎え撃てば。イメージよし!作戦バッチリ!!なんてね。

 間もなく向かい側から続けざまに銃声が響きます。一斉にカモの群れが飛び立ちますが思っていたほどの数が上がりません。毎年、初日にはかなりの群れが入っている溜池なのですが今年は目論見が外れしまいました。こんなこともありますよね。

 それでも少ないながら他のメンバー達は次々とカモを射程内に捉えているようです。上空を見ている僕の視界にもカモの群れが入ってきました。来たっ!先頭のカモくんに銃口を合わせた途端、突然の方向転換、なんじゃこりゃあ。そっち違う~。一旦、居銃を解いてカモくんの動向を見据えます。

すると、方向転換した群れの後方から別の群れがこちらに向かってきました。かなりのスピードで近づいてくるカモくんに今度はタイミングよく狙いを合わせることができました。ようやく初猟のカモくんを授かることができました。まずは一安心です。

 その後も溜池を巡りながら少ないながらもメンバー全員が初ガモを授かることができました。この初ガモくん、脂の乗りも良く自然からの恵みジビエを有難くいただきたいと思います。

20191108⑦
リバースペングリップに持ち替えて鎖骨部分のお肉を無駄なく捌きます。
5月の桜マダイ釣りで、マダイやワラサを相手に素晴らしいポテンシャルを発揮した新片刃の「サビナイフ・10」ここでも本領発揮です。
20191108⑧
半身を捌き終えました。どうです?骨にはほとんどお肉が残っていないでしょ。
この切れ具合をご覧あれ。
肩甲骨を見ればお判りいただけますよね。
20191108⑨
僕お得意の1枚捌きです。
腕じゃありません。エッジ性能のなせる業です。
続いてもう1羽もルンルンと捌いてしまいました。
20191108⑩
本日のお立ち台です。
「サビナイフ・10」「キムンカムイⅡ」

※今年から狩猟バッチが3種類に増えました

 初日、二日目と大いに猟を堪能させていただきました。

三日目はライフル射撃のため猟はお休みとし、四日目には空気銃を持ってエアハンター仲間と狩り場を巡りましたが、残念、カモくんとの出会いは叶いませんでした。

こうして瞬く間に解禁からの4日間が過ぎたのでありました。さあて今年の狩り、果たしてどんなシーズンとなることやら・・・。こうご期待!!


ニャイフキッチンブラックブレード牛刀サーバルキャットver1