2020年11月21日(土) 令和2年度の狩猟が解禁となりました。
※この記事にはカモの解体画像があります。苦手な方はブラウザーバックしてください。
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11月1日、いよいよ狩猟(カモ猟)が解禁となりました。毎年のことながら解禁前夜はなかなか眠りにつくことができず、浅い眠りのままに起床時間を迎えるのが常です。でも、短い眠りではありますが狩猟解禁となれば目はパッチリ、頭脳は冴えわたります。
集合場所への道のりもルンルン気分。いい年こいて何をそんなに?と笑われてしまいそうですが、こればかりは狩人の性というものであります。
さて、めでたい解禁一番目の狩場はというと、やはりあそこですね。例年、実績のある溜池に向けて出発です。到着とともに溜池の水面にカモの姿を確認。期待感を胸に配置につきます。全員の配置を待っていよいよ猟の開始です。合図の銃声が響き渡ると上空にカモの群れが接近してきます。メンバーが即座に銃を構え射撃体勢に入りますが、それを見ていたかのようにカモの群れが逃走方向を変えます。“あらっ?”なかなかどうして思惑どおりにはいきません。
なんとか2羽を授かりましたが解禁一発目でこれはないわぁ・・・。初日からカモくんの警戒心マックスです。カモくんを求め次々に場所を変え、一日を終わってみると一人にようやく1羽の猟果。二日目に期待して帰宅の途につきます。授かったカモくんは帰宅後しっかりと処理して冷蔵庫に保存します。なんとか授かったカモくんではありましたが、差し毛(筆毛)がひどく毛抜きを使って根気強く毛を抜きます。(手抜きすることなく毛抜きをします。)
続く二日目。この日もパッとしないままに猟果は初日と同じく一人に1羽という貧果。
こうなると更に熱の入る三日目。が、しかし・・・。なんと1羽も授かることなくこの日を終了。これは何とかしなければなりません。次回からは作戦を変更し、別の地区を回ることにします。溜池の他に川も見て回り広範囲に探します。
翌週、今日こそはと気合が入りますが、意に反してこの日も不調・・・。駄目だこりゃ。
大幅に作戦を変えることにします。散弾銃を空気銃に変え、単独でカモくんに勝負をかけます。最近流行っているソロキャンよろしく“ソロハン”でいくことにします。
数か所の溜池を見て回り、待ち伏せをかけやすいポイントを探します。カモくんの付き場所と潜みやすい場所を吟味して、さて、カモくん勝負だよ~ん。
“ソロハン”二日目
やりました!カルガモくんを授かることができました。
待つこと1時間、対岸からこちらに接近してきてくれました。射程距離45メーター、慎重にレティクルを合わせます。
ギリースーツ(ポンチョ)が良かったかも。
“ソロハン”一日目。この日は幸先良くマガモの姿を発見!しかし、待ちにつく前に発見してしまったため、慎重に歩みを進めます。藪の中をゆっくりと静かに気配を消し、足音を消しながら林に同化しながら進みます。マタギの猟技に「木化け」とか「石化け」というものがありますが、まさに自然と一体化するということ。なかなかに難しい技術であり、僕には一生かかっても習得は無理でしょう。枯れ葉や枯れ枝を踏んではガサガサ、パッキン(騒音)
でも、“ソロハン”に切り替えてからは、短期間にカルガモとコガモを1羽ずつながら運よく授かることができたので、今期は“ソロハン”猟法を中心にしていこうと考えています。
それに、単独ゆえに自分のペースで猟をすることができるのも“ソロハン”の最大の魅力と強みでもあります。休憩したいときにはのんびりコーヒーも飲むこともできますから。
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